風水で健康運や金運を鑑定する時は、まず依頼者様の家を鑑定して見ます。
新築で有ったり、既設の物件であってもそれには関係なく同じように、
平面図に上から方位盤を載せて、360度を鑑定しながら、どの方角に何が有って
それが良いのか悪いのか吉、凶を、判断していくのですが、この方位盤には、
色々と意味があります。
使い方としては、羅盤と呼ばれるもので、座星、向星を確認したり、それを基に
宅卦の決定や三元九運の判断、来水、去水、玄空飛星の配置の判定などなど・・。
まだまだあって、全部は紹介し切れませんが、その中でも比較的分かりやすい
と思えるのが、今回ご紹介する、十干方位と本命卦と九星方位で有ります。
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十干方位と本命卦と九星方位
さて、それでは十干とは、
- 甲(きのえ)乙(きのと)
- 丙(ひのえ)丁(ひのと)
- 戊(つちのえ)己(つちのと)
- 庚(かのえ)辛(かのと)
- 壬(みずのえ)癸(みずのと)
の10個をさして十干と呼んでいます。
これに、プラスして十二支の
- 子(ね)
- 丑(うし)
- 寅(とら)
- 卯(うさぎ)
- 辰(たつ)
- 巳(へび)
- 午(うま)
- 未(ひつじ)
- 申(さる)
- 酉(とり)
- 戌(いぬ)
- 亥(いのしし)
の十二支を組み合わせて、鑑定用の個人の十干や本命星が決定するのです。
ただ、戊と己は中央の位置に成るので鑑定用の羅盤には明記はされていません。
さて、本題の十干方位の説明に入りますね。
方位盤の十二支の前についている「干」ですが、この十干にはそれぞれ配置
されるべき方位があります。
まず、北、の方位には、「壬」と「癸」が、
東の方位には「甲」と「乙」
南の方位には「丙」と「丁」、
西の方位には「庚」と「辛」
「戊」と「己」は中央にと各々が配置されます。
家相の上で、盛衰と関係してくるものは、十二支方位、九星方位とこの十干方位
になりますが、本命星と家相の関係で、比重の重いもののトップは、十二支方位とされています。
これは、健康に最も深い関係にあります。その次が、九星方位ですが、これは運勢的に最も
重要な意味を持っています。
一般的には、この二つを重要視していれば、問題はないし、大きな問題や災いは
起きないと言えるでしょう。
十干方位が影響することも有ります
自分の本命星である九星方位と自分の干支である十二支方位が家相的に欠けや水回りに
なっていなければ、大きな問題や災いにはなりにくいということでしたが、
しかし、十干方位が影響する場合もあります。
当然と言えば当然なのですが、人間一人ひとりの持っている運勢と言うものは悲しいかな、
平等ではありませんね。
生まれながらに運の強い人もあれば、不運を背負って生まれている人もあります。
健康も同じで、病弱に生まれ付いている人もおられますね。このような人たちの場合には、
十二支方位、九星方位、にプラスして十干方位も見てあげなければなりません。
しかしながら、殆んどの場合は十二支方位と九星方位を鑑定して問題がない場合、
それは、その方位に出入り口、階段、水周り(台所、トイレ、風呂)「欠け」「不浄張り」
などが当てはまらないと言う事です。
十干方位は特別な時以外には大きな問題にはならないとされていますが、いろいろと鑑定は
してもらったんだけれどなんだか、いま一つスッキリとしない、思ったほど向上している
様に成っていないなどなど・・。
そんな風に感じている時は、もう一度自分の生まれた年の十干方位を確認してこの方位にも
出入り口、階段、水周り(台所、トイレ、風呂)「欠け」「不浄張り」などが、
当てはまらないようにしてみて下さい。
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本命卦の吉方位や本命星の運行を確認する
私たちは自分の意志とは関係なく、運勢学的には生年月日から導き出される本命星や
本命卦が与えられ、分類されています。
本命星と言うのは、自分の生まれた年の九星気学で言うところの、一白水星から
二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星
の内のどれかの星に当てはまる物を指しています。
本命星は、毎年、毎月、毎日、移動して運気は微妙に変化して運勢に影響を与えます。
中宮から強運宮⇒喜楽宮⇒変化宮⇒頂上宮⇒困難宮⇒準備宮⇒開運宮⇒福運宮⇒中宮
と言う風に各、宮に移動するごとにその宮の運勢の影響を受けます。
運気の上下を理解して、それを生活の中に活かして行く事で運気アップをして行けば
仕事運や恋愛運、そして結婚運などもアップさせることが出来ます。
本命卦と言うのはこれも個人の生年月日から導き出されるもので風水で用いる個人個人の
吉方位、凶方位を表すものです。
本命卦は時間や年月が変わっても変わることは有りません。
生年月日から、
乾・兌・艮・坤が西四命
離・震・巽・坎が東四命
と言う風に、西側が吉方位になるグループと、東側が吉方位になるグループに分かれます。
それでは本命卦の早見表をご覧ください。
表から自分の生年月日の欄を右のほうに見て行くと、乾・兌・艮・坤、離・震・巽・坎の卦が有ります。
それがあなたの本命卦の卦であり星です。
本命卦
本命卦表によって自分の本命卦を確認して吉方位、凶方位を確認したら、今度はその方位の本命気
を理解して、目的、目標に合わせて使いう事で運勢をあっぷ出来ます。
本命気
当然のことながら、日常の生活の中で凶方位を避けて吉方位をより多く使う事で、健康や仕事運、
そして結婚運など自分の運勢が徐々に向上して行きます。
吉方位の使い方は、住居に関しては、玄関・リビング・寝室・仕事部屋などは家の中心から見た
方角で吉方位を使い、特に寝室では頭の向きを吉方位向いて寝る事が大事です。
トイレ・風呂場・キッチンそして物置などは凶方位に配置出来ればよりベターであると言えます。
本命卦の使い方のもう一つは吉方位に向かって旅行したり、営業マンであればその吉方位を
「延年方位」を回ることで良いお客様を掴むことが出来ます。又、就活や出会いの運勢も吉方位
に出かける事で素敵な出会いが有ります。
ただ、気を付けて欲しいのは、今日吉方位に出かけたら、今日願いが叶う事は難しいかも知れません
吉方位を何度も使う事で運勢が徐々に向上して行くので何度目かの努力で願いが叶うのです。
ですから、根気よく吉方位を使う事の大事さを理解して良い結果を掴んで下さい。
もしも、良く分からないと思われましたら気軽にこちらまでご連絡下さい。
最後まで読んで頂き有り難うございます。
どんなことでも気軽にお問い合わせください。
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