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今は平成時代がもう数年で終わることが決定している平成30年ですが、
その平成の前の昭和の時代経営の神様とも讃えられた松下幸之助さんの
名言で「人間90%は運命」と考えていた残り10%の努力が運命を切り拓く」
という松下幸之助さんの珠玉の言葉として言い伝えられています。
人間誰しも、健康でありたいし、学問も出来て、仕事も成功し、財産や
子孫も増やし繁栄を願わない人は皆無だと思いますが、この記事を読んで
下さっている、貴方はどう思っていらっしゃるでしょうか?
あなたは運が強いですか?筆者は運が弱いほうだと思っているのできっと
この記事を読んでしまったのだろうと思いますが、今自分がどんな立場に
居たとしても、今よりも幸せになって行きたい、そのためにはどんな考え
で生きるべきかを誰しも考えていることと思いますので、そんな方達の為に
ちょっと感動した部分を共有して頂こうと思いご紹介します。
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松下幸之助のプロフィール
本 名:松下 幸之助(まつした こうのすけ)
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生年月日: 1894年11月27日
出身地:和歌山県海草郡和佐村千旦ノ木(現:和歌山市禰宜)
死 没:1989年4月27日(94歳没)
職 業:実業家、発明家
配偶者:むめの
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子 供:幸子(長女)
親 戚:松下正治(実業家、幸子の夫)・松下正幸(パナソニック副会長、孫)
:ヒロ松下(レーシングドライバー、孫)
:井植歳男(三洋電機創業者、むめの弟)
生い立ち
家が松の大樹の下にあったところから松下の姓を名乗ったと言う松下家の三男坊
として生まれた松下幸之助さんは、少年の頃から苦労をしてその努力から人生の
成功者に成られたのだと感じます。1899年頃、お父さんが米相場で失敗し破産した
ため、一家で和歌山市本町1丁目に転居し下駄屋を始めました。しかしお父さんには
商才があまりなかったんですね。しばらくして店を畳んだため、幸之助さんは
尋常小学校を4年で中退し、9歳で宮田火鉢店に丁稚奉公に出されました。
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その後、奉公先を五代自転車に転業しました。これが後のパナレーサー設立の
きっかけになったそうで有るが、自転車屋奉公時代、に幸之助さんの商才を
感じさせるエピソードがあります。
店に来た客にたびたびタバコを買いに行かされた事がありました。幸之助少年は
閃いたんですね。その際いちいち買いに出かけるより纏め買いして置けば、
すぐタバコを出せる上、単価も安くなるため、これを利用して小銭を溜めたと言う。
しかし、これが丁稚仲間から反感を買い、店主にやめるよう勧められたために
纏め買いはやめたのですが、この頃から商才を顕すと共に、独り勝ちは良くない
とも気づくようになったと言う。この辺りの気付きが普通の人ではないものを感じ
ますね。
大阪市に導入された路面電車を見て感動し、電気に関わる仕事を志し、16歳で
大阪電灯(現:関西電力)に入社し、1913年に18歳で関西商工学校夜間部予科
に入学しました。 当時の電球は自宅に直接電線を引く方式で、電球の取り外しも
専門知識が必要な危険な作業であったため、簡単に電球を取り外すことができる
電球ソケットを大阪電灯在職中に考案すると言う凄い才能ですね。 大阪電灯は
7年間勤務し1917年、依願退職した。
松下幸之助が運命について語る
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昭和の大経営者である松下幸之助さん。彼の言葉は時代を超えた普遍性と
説得力を持っています。何事にも法則があるように功なり名を遂げた人は
共通の生き方、ものの捉え方があるように思います。
人は、ある存在の意志によって、必然的にこの世に生まれてきたという
考え方もあるけれど、通常的に考えれば、偶然生まれ、生き、偶然に死ぬ
ということだろう。自分の意志で生まれてきた人はいないし、自殺以外、
自分で死にたいという意志で死ぬわけではない。いわば、偶然と偶然の間で
人は生き、だからこそ、必然を求めようと努力する。その努力こそが、
人生を充実したものにするということになるだろう。人生の根底は、
偶然が川の水のように流れているように思う。
「運命」について語った深夜の電話
これは、昭和54年(1979)8月、松下幸之助さんが語った友人との会話です。
「別に用事はないんやけど。ちょっとイライラしてね。それで、電話したんや。
まあ、疲れのほうは、大丈夫や。心配せんでええで。わしは、そう簡単に死には
せんよ。
わしは、身体が弱かったからな。何度か、もうダメやなと思うようなことに
出合ってきたけどね、その都度、不思議に生きぬいとるんや。
だいたいな、戰(いくさ)しとってな、矢玉が飛んでくる。そのなかで矢玉に
当たる大将もおれば、同じようにしていながら、矢玉に当たらん大将もいるんや。
わしは、矢玉に当たらんほうや。そういう運命というか、運が強いわけやな」
松下幸之助さんが、自分は運が強いと思っていたことは確かだ。人間は、
運があるかどうかによって、人生が決まってくると考えているとすれば、
それが運命ということになるだろう。しかし、だからといって、運がすべてか?
というと、ある重要な部分は、人間の努力、熱意によって、人生を変える
ことができる、運とか運命を動かすことができるという考えも強く持ってい
たように思うという。
「これも、ふっといま思ったんやけどな。今日までの自分を考えてみると、
やはり、90%が運命やな、運やな。」
人生のすべてが己の意のままではない
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「日本人として生まれたのも、この時代に生まれたのも、わしの意志ではない。
たまたま、偶然に生まれてきた。生まれた家も、環境も、いわば運命や。
わしが決めたものではないわな。
電気屋の仕事をやるにしても、わしがもし大阪でない別のところにいたら
どうであったやろうか?。電車を見ることもなかったら、電気の仕事をやろうと、
ひらめくこともなかったやろうな。たまたま大阪の街におった。特にとりたてて
力のない平凡なわしが、一応仕事だけでも成功したということを思えば、
なおさらのことやな。
そういうことを考えてみると、人間は、ほとんどが運命やと、つくづく感じるな。
もっとも、わしのこういう考えに反対する人もおるやろうけど、その人は、
なかなか力強い人であると。人間には運はない。運命なんかない。すべて
その人の力であると。実力であり、努力が人生のすべてを切り拓(ひら)く、
と考える人もおるやろう。まあ、そこまででなくとも、努力が大きいと。
そう考える人も多いやろうな。
けどな、そう考えるとすれば、人間は、努力すれば必ず成功するということ
になる。しかし、実際には、決してそういうことではないわね。
人生、すべて己の意のままに動かせるということはない。それは、ひとつの
運命をそれぞれ担っておるからやな。
成功するためには、努力しなさいという。そして、「一生懸命努力した」と、
「あの人と同じように努力した」と。けど、「あの人は成功した」けど、
「自分は失敗した」と。そういう場合もあるな。それは努力が足らんかった
とは言い切れんことがある。ひとつの運命として考えんといかんかもしれん。
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人間に任されている部分がある
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しかし、それならば、努力せんでいいのか、汗を流さんでいいのか?
ということになるけどな。また、これも間違いや。肝心なところは、
結局人間に任されているわしは運命が100%とは言っておらん。90%やと。
実は、残りの10%が人間にとっては大切だということや。いわば、
自分に与えられた人生を、自分なりに完成させるか、させないかという、
大事な10%なんだということ。ほとんどは運命によって定められている
けれど、肝心なところは、ひょっとしたら、人間に任せられているのでは
ないか?。
たとえば、船があって、自分が大きい船か、それとも小さい船か、
それはそれぞれの人にとっての運命かもしれんが、肝心の舵のところは
人間に任せられておると。無事その船が大海を渡り、目指す港に着くこと
ができるかどうか。その10%が、その舵の部分であるということやな。
鷹がスズメになろうとしても、スズメが鷹になろうとしても、それは宿命、
運命であって、変えることはできんな。けど、鷹は鷹なりに、スズメは
スズメなりに一生懸命生きる努力はせんといかん。そこに、それぞれが
成功する道も開けてくるんやな。
だから、宿命、運命が、90%だから、努力せんでいいということにはならんね。
そして努力したから”必ず成功すると考えてもあかん”。しかし、
”成功するには必ず努力が必要なんや”と。そういうことを、
あんた、理解しておれば、自分に与えられた人生を謙虚に受け入れ、
かつ力強く歩いて行くことができるよ」。と、ここで松下幸之助さんの
話は一区切りになるのですが、松下語録はまだまだあってこれはほんの
ごくごく一部でしたが何か心に響くものは有ったでしょうか?
多少でも心が啓発されれば幸いです。
最後まで読んで頂いて有り難う御座います
もし宜しければコメントなど
頂ければ幸いです
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キターー!ついにここまで。。いつかは来ると思っていましたが、、。 これは山ボーイへのプレゼントにしなければ。 しかし、内容が全く頭に入ってこなかったので あとで再度読み直しますわ(´⊙ω⊙`)
こめんと有難うございます。これからも宜しくお願い致します!