私達がふだん何気なく、それこそ当たり前のように使っているコンパス
磁石の事ですが、これが何故、北を指しているのか?
なぜ北極星がいつも北の空にあるのか?
それはこういうことなんです。
それは地球が磁石になっているからと言うのですね。
地球は1つの大きな磁石になっていて、北極 の近くに
地球のS極 があり、南極 の近くN極 があります。
磁石は、同じ極 どうしはしりぞけあい、ちがう極 どうしは
引きあいます。
磁石のN極 が北を向くのは、地球のS極 が北の方(北極 の近く)
にあるので、磁石のN極 が北の方に引きつけられるからなのです。
なんだ、そうだったのか!と言うことなんですが、ところが、『北』
と言う方位は科学では説明できない謎に満ちた神秘な方角だと言うのです。
人類歴史から見ても人々は北を指針として生活をしてきています。
大海原を舟で渡ったり飛行機が方向を測定しながら飛行したり
私達が日常使っている地図を作るときにも北と言う方角を知らなければ
全て不可能な事と言わなければなりません。
『北』は私達が生存していく上での基本の方位なので、方位学的にも
『北』は神聖な方向、場所、ともされています。
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家を建てる時に注意すべき方角と方位!
家を建てる場合、使い勝手が良くさらに、各人の運勢を良くできる
そういう間取りができればベストなのですが、
しかし、ともすると、家を建てる時日照の関係から、腐敗し易いものや
あまり使わないような部屋を北のほうに持ってくる傾向がありますが
そのために、神聖であるはずの、『北』方位が汚されてしまう結果になる
ことも多いということになります。
汚物の出るトイレや、浄化槽、生ゴミの出る流し、台所の火気、浴槽など
北方位に持ってくることは災いを招く原因になります。
さらに、北方位に家の欠けている部分(凹んでいる)があると、これも
凶禍の原因になります。
『北』方位に不浄物があると起きる凶禍
では、北方位が不浄な物が配置されてしまった時には、生活上次の
ような災いが起きることを考慮しておかなければなりません。
◎トイレでおかした場合=心身の機能が低下し、疲労が激しく
病気に対する抵抗力が衰える。
◎浄化槽でおかした場合=便秘をしやすくなり、女性の場合は
婦人病を患うことが多い。
◎台所の流しでおかした場合=冷え性など、血液の循環が悪くなり
休養してもなかなか体調が回復しにくい。
◎火気でおかした場合=ストレスがたまりヒステリーなどの症状が
出ます。悪くすると精神的な、病気に発展する場合もあります。
落ち着きがなく、いつもイライラした状態になります。
ただ、いちがいに北と言っても重要なのは『子』方位15度の位置と
東西、南北を示している正中線にかかってはならないということです。
特に、北の真ん中を貫く正中線上に不浄物がおかれた場合は
最悪の様態になってしまいます。
又、どんな場合でも、正中線と『子』の方位は不浄物を配置しない
ように注意をして欲しいものです。
北方位は『壬』と『子』と『癸』の各々15度が集まって45度の範囲を
さしていますが、『壬』方位はトイレなどを持ってきても差し支えないです。
それなら『癸』はどうなの?ということですが、『癸』の方位はその隣が
鬼門方位にかかりやすいので、この方位を利用するときはその点を
注意しなければなりません。
そして、常に清潔を心がけ換気に注意してください。
『北』方位はどんな使い方が良いのか?
北方位には何を持って来れば良いのか?というと、北方位は神聖な
場所、知的な場所なので、書斎や、勉強部屋、あるいは納戸などが
良いと言えるでしょう。
特に教育関係や、研究者などには、北の書斎が最良となります。
この方位では磁力の関係から頭の働きが増し思考能力が向上する
からです。
又、子供を叱るときも、この北方位の部屋を使うと良い、この方位で
叱ると。親としての威厳がまし、子供も素直に親の意見に従うように
なります。
鬼門方位とはどんな意味?
一般的にあっちは鬼門方位だから気をつけてほうが良いとか
自分にとって、苦手な相手に対しても、『あいつは鬼門だわ』とか
鬼門とは、良くないことの代名詞のように使われていますが
鬼門とはどの方位かといえば、家の中心からみて北東45度の
範囲を、『表鬼門』と言います。その反対側である、南西45度の
範囲が『裏鬼門」と言います。
そして、表鬼門と裏鬼門の範囲の中心を通る線を鬼門線と呼んで
います、家相上特に重要な意味を持っていることを知っておく必要が
あります。
ちなみに、鬼門とは元々は中国から発生したもので、秦の始皇帝
は、北東方位の護りを固めるために万里の長城を築いています。
北東方位からは、激しい寒波や敵国の侵入が激しく災いが押し寄せて
くるということから、北東方位を鬼門としたという説が有力です。
我が国、日本に置いても『平家物語』の一説に『叡岳も帝都の鬼門に
そば立ちて』と書かれてあり、鬼門から災いが来ないように護りを
固めるという思想は古くから存在していますね。
風水や家相では自然の恵みである、日照や、気流や土壌のエネルギー
などを大切にしています。大気は遮るものがなければ順調に流れる
ものです。
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鬼門方位の使い方!
ところが、そこに家が立つことによって、大気の流れを塞ぎ日照を
阻害してしまうと、これは物理的にもどこかに腐敗した
マイナスエネルギーが発生してしまいます。
土地は、そこに家が建っていなければ鬼門方位もなければ吉方位も
ありませんね。
しかし家を建てると、そうはいかなくなる。
日照や気流の状態が変化して、場所によってはエネルギーの
質量が変わり腐敗した、マイナスエネルギーが発生してしまいます。
北東は、常識的に見ても、陽が当たりにくく、湿気も帯びて腐敗を生み
反対方向である、南西は太陽が西に傾くと紫外線が衰え、ここも、
腐敗を生み出す方位あります。
したがって、北東、南西の鬼門方位には、腐敗しやすい不浄の物は
置いてはいけないのであります。
玄関や門などの出入り口もつけてはなりません、エレベータも北東の
鬼門方位には設置しては良くありません。
結論として、鬼門方位というと何か恐ろしい方位と勘違いしやすいのですが
この方位は陰陽の分岐点でもあり、エネルギーが微妙な変化にも反応しやすい
場所と言えます。
後天定位盤に示される八方位には、それぞれ家人の位置が示されています
『北西』が父 『東』が長男 『北』が次男 『北東』が三男
『南西』が母 『東南』が長女 『南』が次女 『西』が三女
というように位置が定まっています。
北東、南西の鬼門方位の使い方としては、北東が三男さんの部屋、
南西は、お母さんの部屋というふうに使って、いつも綺麗にして、生活をすれば
快適な生活をエンジョイできると言えるでしょう。
最後まで読んで頂いて有り難う御座います。
どんな事でも気になる事は気軽にご相談下さい。
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